独学で翻訳家になる方法

 独学で翻訳家を目指す場合、企業側がホームページや翻訳関連の求人の本などで翻訳家を募集していますので、適宜応募し試験を直接受けることになります。基本的には外部から受ける場合、二段階の試験になっており、第一段階は書類選考、第二段階は企業の課す試験になっています。
 

 第一段階については、翻訳家としての実務年数、TOEICスコアや英検(英検1級・準1級の有無)が重要になります。
 

 実務年数は課していない会社もあるのですが、多くは3年〜5年の翻訳家としての経験年数を要求しています。また、TOEICスコアはハードルが低い会社で700以上、ハードルが高い会社では960以上を要求してきまが、TOEICで800〜900くらいのスコアを出しておけば、何とか書類選考には通過できる会社が多いです。英検は準一級以上の英語力が要求されます。しかし、英検はかつては英語力の指標として重視されていたようですが、現在ではTOEICが主流で、英検を指標としている会社は少なくなってきました。重要度としてはTOEIC>英検で、TOEICのスコアが高いならば、英検は別にもってなくても問題ないでしょう。
 

 これらの基準については、予め企業側が提示していることが多いので、募集要項などを確認するといいでしょう。募集要項は、企業のホームページや翻訳家関連の本に記載されています。
 

 条件に合う会社が見つかった場合、翻訳会社や企業が指定した方法(メール、郵便)で履歴書や自分の専門分野、得意言語の紹介等をします。この後選考が行われ、第一段階の合格の判定が決定され通達が届きます。
 

 第一段階に合格した後は、第二段階の試験を受けることになります。  
 

 これは受験の試験とは若干異なっています。メールや郵便で送られてきた原文を一定の日数のうちに訳すというもので。原文の量に比べると時間は十分に与えられており、辞書などを自由に使ってよいのです。この点が異なります。
訳が終ると、それを送り返し、数日後に合否の通達が届きます。

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